研究課題
基盤研究(C)
生体リズムに基づく革新的歯科医療実現のために、非侵襲かつ簡便な生体時刻測定法の確立を目的に、遺伝子発現プロファイルを指標としてマーカータンパクのスクリーニングを行い、ARRB1を同定した。本タンパクは多様な唾液試料を用いた解析においても概日リズム発現パターンを示し、本生体時刻測定法の有用性が示唆された。また、採取した唾液試料の保存には、4M尿素を含む緩衝液が適していることを発見した。唾液試料を用いたウェスタンブロット解析時の内部標準タンパクとしてActinが適していることを見出した。
機能系基礎歯科学