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2016 年度 研究成果報告書

唾液ヒスタチンによるインフルエンザウイルス感染とその誘導性炎症の抑制機構解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26462861
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態科学系歯学・歯科放射線学
研究機関松本歯科大学

研究代表者

今村 泰弘  松本歯科大学, 歯学部, 講師 (00339136)

連携研究者 王 宝禮  大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (20213613)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード唾液蛋白質 / ヒスタチン
研究成果の概要

唾液蛋白質ヒスタチンは抗菌作用があり、病原体から生体を守っている。唾液には抗ウイルス作用があるが、その詳細な唾液成分は明らかにされていない。ヒスタチンは生体防御に関わる自然免疫関連因子であるため、抗インフルエンザウイルス作用を持つ可能性がある。本研究では、ヒスタチンがインフルエンザウイルス構成成分を阻害する唾液蛋白質であることが判明した。また、ヒスタチンはインフルエンザウイルスやグラム陽性菌の構成成分と相互作用し、それら構成成分による炎症誘発を抑制することが明らかとなった。これらは、唾液蛋白質の新たな生理的機能を見出した結果であり、将来的な抗ウイルス・抗炎症薬の開発に結び付く内容である。

自由記述の分野

分子生物学・生化学・免疫学

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公開日: 2018-03-22  

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