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コンポジットレジン復物の予後を支える重要なものとして，歯質接着システムの存在が挙げられる。しかし，その長期接着耐久性に関しては，必ずしも安定したものではなく，象牙質基質から放出されるMatrix Metalloproteinaseなどによって劣化する可能性が指摘されている。したがって，接着システムの予後を考えるうえで，象牙質接着界面の質を判定する手法の確立が必要と考えられる。そこで，象牙質接合界面におけるクオリティーを光干渉断層画像診断法および超音波透過法で評価し，これによって欠陥の生じにくい接合界面を形成する修復システムを確立する一助とする。
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