研究課題
基盤研究(C)
本研究では下顎第一大臼歯のインプラント治療前,終了直後,3-6カ月後及び1年後の歯列全体における咬合の変化を,筋電計と咬合力測定フィルム,新たに開発された歯咬合接触分析装置を使用して咬合状態の変化を計測し,得られたデータを被圧変位特性のグラフと比較することでインプラントの咬合状態を明らかにした.研究結果より,インプラント部の咬合荷重が天然歯と比較して小さい場合でも,隣接歯の咬合接触に有意差は認められなかった.またインプラント部は装着直後と装着後3カ月では,有意差は認められなかった.
インプラント