光機能化型ジルコニア(Ce-TZP)インプラントフィクスチャーの開発を目指し、フッ化水素処理をしたCe-TZPに紫外線(UV)を波長、照射時間を変化させ照射した。その結果、骨芽細胞様細胞(MC3T3-E1)の接着、増殖、分化と骨関連遺伝子の増強、さらに動物実験による骨結合能力についてある一定の波長と照射時間において15%から40%の有意な効果を確認した。また紫外線照射による細胞毒性試験(活性酸素による酸化ストレス)を行い細胞死の測定を行ったが、細胞レベルでの紫外線の影響は小さくその安全性に問題のないことも確認した。
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