| 研究課題/領域番号 |
26463023
|
|---|
| 研究機関 | 慶應義塾大学 |
|---|
研究代表者 |
角田 和之 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (60265915)
|
|---|
| 研究分担者 |
中川 種昭 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (00227745)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
| キーワード | 自己免疫疾患 / 自己抗体 / 天疱瘡 / 病原性解析 |
|---|
| 研究実績の概要 |
Dsg3ノックアウトマウスを用いたin vitro dissociation assayを行う際のコントロールとなる、野生型新生仔マウスを用いたin vitro dissociation assayの細胞分離、培養、保存および病原性評価を行い、一定の技術および手技の安定性を確保した。また天疱瘡血清および健常人血清を用いて病原性解析法の確認を行った。現在Dsg1-/-新生仔マウスにおけるDsg１、Dsg3の発現をウェスタンブロットにて解析中である。各種タンパク発現を確認後にDsg１-/-仔マウスを用いたアッセイを予定している。
|
| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新生仔マウスよりの細胞分離に際して安定的な手技確保のため若干の遅延が生じている。
|
| 今後の研究の推進方策 |
野生型マウスおよびDsg3ノックアウトマウスの新生仔マウスを用いたin vitro dissociation assayを行う。
天疱瘡患者血清は粘膜優位型、粘膜皮膚型および落葉状天疱瘡血清を用いてそれぞれの血清におけるDsg1に対する病原性の解析を行い、臨床症状およびELISA法の結果と比較検討し解析を加える。
|
| 次年度使用額が生じた理由 |
当初の計画よりも消耗品の使用が抑えられた事による。
|
| 次年度使用額の使用計画 |
主に消耗品の使用に充当する予定である。
|
