新規がん抗原同定のために自家がん細胞株とそのCTLのペア の樹立を目指し、札幌医科大学附属病院歯科口腔外科にて治療された頬部 口腔扁平上皮がん患者の生検組織よりがん細胞株の樹立に 成功し、樹立したがん細胞株の患者のPBLあるいはTILを分離し、rI l-2(50IU/ml)を加えたAIM-VRMediumでの培養を行い、X線照射した 自家がん細胞株とPBLあるいはTILとの混合培養を繰り返し行い、CTL を誘導を行い、自家がん細胞株とそのCTLのペアの樹立に成功した。自家がん特異的細胞傷害機構の解析を行った。
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