研究課題
基盤研究(C)
矯正治療において顎整形力を付与する各種装置は、歯を固定源とするため、歯性の変化が起こり、骨格性の改善が小さくなる欠点がある。本研究では、皮質骨部の維持力強化と歯周組織損傷の危険因子を排除した新規歯科矯正用アンカースクリューを開発し、骨内固歯を介さない上下顎骨にダイレクトな矯正力を負与したときの顎整形力の効果について検証し、顎整形力を安全かつ効果的に発揮できる新たな矯正治療システムを確立することを目的とした。
歯科矯正学分野