研究課題/領域番号 |
26463111
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
大島 邦子 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (80213693)
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研究分担者 |
大島 勇人 新潟大学, 医歯学系, 教授 (70251824)
早崎 治明 新潟大学, 医歯学系, 教授 (60238095)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 歯髄幹細胞 / 再生 / 歯根切除 / GFP / 他家移植 |
研究成果の概要 |
野生型マウスの歯の再植、GFPマウスをホストまたはドナーとする歯の他家移植を行い、歯根切除が再植歯の歯髄治癒パターンおよび移植歯のドナー・ホスト相互作用に及ぼす影響を検索した。その結果、意図的歯根切除が歯髄再生を促すこと、すなわち、歯の移植後にドナー細胞が象牙芽細胞に分化するとともに、ホスト由来細胞も移植歯の歯髄に侵入するが、歯根切除群では、血管進入およびその近傍の象牙芽細胞分化がより早期に起こる傾向が認められた。意図的歯根切除により、早期に血行が回復し、歯髄幹細胞の維持を図れば、骨組織形成や炎症性歯根吸収など異常な治癒経過に抑制的に働くことが考えられ、外傷歯の歯髄再生を促すことが示唆された。
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自由記述の分野 |
小児歯科学
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