研究課題
基盤研究(C)
糖尿病発症初期段階にあるマウスの大腿骨骨幹部において、血清レプチン濃度と海綿骨骨密度には正の相関関係がみられた。したがって糖尿病発症初期段階における大腿骨骨幹部海綿骨では、レプチンは骨密度に促進的に作用することが考えられた。 また、血清レプチン濃度と大腿骨骨幹部皮質骨および下顎骨の骨密度との相関関係が認められなかったことから、レプチンが膜性骨化の骨組織に及ぼす影響は部位により異なることが示唆された。
小児歯科