研究課題
基盤研究(C)
スケーリング・ルートプレーニング(SRP)を含む激しい非外科的治療は治療後に強い炎症性刺激として作用し, 急性炎症反応を誘発する。本研究において申請者らは, フルマウスSRPの1日後には穏やかな全身性急性期反応が起きるが, アジスロマイシンの併用はそれらを抑制することを明らかにした。また, 歯肉縁下スケーリング前の歯周ポケットにおいて, ミノサイクリン軟膏は臨床, 細菌および歯肉溝滲出液中サイトカインレベルを改善させることが示唆された。
歯周病学, 歯周治療学