研究課題/領域番号 |
26463143
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研究機関 | 奥羽大学 |
研究代表者 |
高橋 慶壮 奥羽大学, 歯学部, 教授 (70243475)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 口腔内好中球 / Bad / 細胞死 / オートファジー / ミトコンドリア / アポトーシス |
研究実績の概要 |
微量な生体材料からmRNAを抽出するため、RT-PCR法を用い、歯周炎歯肉片からアポトーシス抑制遺伝子FLIPmRNAの検出を試みた。その結果、約4割のサンプルからFLIPmRNAを検出できた。この結果は、以前歯周炎歯肉に浸潤したリンパ球がアポトーシスを誘導し難い現象を説明してくれるかもしれない。 一方、口腔内好中球からのmRN回収はサンプル調整の段階で安定した結果が得られていない。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
細胞調整法の再現性が安定しないため。 十分な研究時間の確保が図れていない。 機器の使用方法に少し誤解があった。
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今後の研究の推進方策 |
学部講師や大学院生に役割分担させて研究の推進を図る。 学内外の共同研究者を募る。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究を進めるために、学内の共同研究者を募り、研究計画を立案し直している。実験の失敗等を減らし、無駄な支出を削減し、効率的に研究を推進する予定である。
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次年度使用額の使用計画 |
分子生物学的実験に使用する試薬やキットは他の研究室で行なっている実験系の中に組み入れることで無駄なく進める。国際学会に参加し、研究の動向を探る予定でいる。新たに入局した大学院生と学部講師と連携して研究を進める予定である。
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