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2016 年度 研究成果報告書

歯を用いた内部被曝量・被曝歴の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26463155
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会系歯学
研究機関東北大学

研究代表者

篠田 壽  東北大学, 歯学研究科, 名誉教授 (80014025)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード東京電力福島第一原発事故 / 被災動物 / 放射性ストロンチウム / 放射性セシウム / 歯 / 内部被曝量 / 外部被ばく量
研究成果の概要

福島第一原発事故警戒区域内で捕獲した被災牛や野生アカネズミ、野生ニホンザルの歯について、歯質中に含まれる放射性同位元素の量を測定した。その結果、すべての動物の歯にはSr-90や Cs-134, Cs-137が検出され、それらの濃度は、環境の空間線量率に比例していた。また、同一個体内の歯についてみると、原発事故後に形成された歯では高い放射能値を示したのに対して、原発事故以前に形成された歯では低値を示した。これらの事実は、環境中の放射性物質は歯の形成期に歯質中に取り込まれること、また、その量は、歯が形成される時期における個体の内部被曝量を知る重要な指標となり得ると考えられた。

自由記述の分野

硬組織の生理薬理

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公開日: 2018-03-22  

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