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2016 年度 研究成果報告書

採血および注射に利用しうる静脈と近傍の神経および動脈に関する解剖学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26463206
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関千葉大学

研究代表者

小宮山 政敏  千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70175339)

研究協力者 金 赫玲  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード皮静脈 / 皮神経 / 静脈穿刺 / 採血 / 注射 / 肘窩
研究成果の概要

肘窩における皮静脈穿刺に適した部位を明らかにするため、遺体16体30上肢を解剖して肘窩での皮静脈と皮神経の位置関係を調べた。その結果、肘窩の中央線から尺側7.2~11.2mmの範囲には皮神経がみられないことを明らかにした。したがって、この部位にある肘正中皮静脈は比較的安全な穿刺部位である。ただし、その深部には上腕動脈および正中神経が存在するので、深く穿刺しないことが必要である。さらに、肘正中皮静脈が存在しない場合には橈側皮静脈を選ぶべきであること、その際は上腕骨内側上顆と外側上顆を結ぶHuter線の近位21.9~遠位24.0mmの範囲は避けるべきであることを明らかにした。

自由記述の分野

解剖学

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公開日: 2018-03-22  

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