外国人患者が益々増える中、看護師が患者と英語でコミュニケーション取るのはむつかしい課題である。つたない英語でも、できるだけ早期に外国人患者とふれあい、英語で会話をすることが不安を解消する大きな手立てである。英語を話す外国人模擬患者を使った授業を展開することで看護学生の言語と文化の壁を打ち砕くことができる。 実際にセッションを行うと、看護学生たちは緊張が強く、専門職者としての技術がおざなりになり、英語で外国人患者のケアをすることに自信を無くす。外国人模擬患者とのセッションを繰り返すことで学生は言語の壁を破って英語で外国人患者のケアをすることに自信が持てるようになる。
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