学生間のケアリング技術習得プログラムの試案を作成した。臨地実習グループの学生間の関係性構築のプロセスに着目し、得られた概念を基に作成した。骨子は場面ごとに作成され、個人、グループ、システムに分けられている。①個人:コミュニケーション能力、他者への配慮、他者を受け入れること、妥当な自己評価。②グループ:コミュニケーション、協力、情報交換、意見交換、役割の認識、自分の立ち位置が俯瞰できる、メンバーへの注意ができる。③システム:グループとしてやり遂げる体験、グループで協力する体験、体験を共有し共感できる体験を設定する、学力による、メンバーの構成、コミュニケーション能力によるメンバーの構成を配慮する。
|