| 研究課題/領域番号 |
26463281
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| 研究機関 | 茨城県立医療大学 |
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研究代表者 |
糸嶺 一郎 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (00338013)
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| 研究分担者 |
鈴木 英子 国際医療福祉大学, その他の研究科, 教授 (20299879)
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| 研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| キーワード | バーンアウト / 社会人基礎力 / 新卒看護師 |
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| 研究実績の概要 |
前年度に学会発表した「新卒看護師の社会人基礎力の尺度の妥当性と信頼性の検証」については、その結果を論文としてまとめて学術雑誌に投稿し、受理された。
前年度に実施した「新卒看護師の社会人基礎力とバーンアウトの関連に関する横断研究」の分析を進めているが、仮説の通り新卒看護師の社会人基礎力とバーンアウトは関連があるという結果が出た。その結果の学会発表を準備している。
2回目となる「新卒看護師の社会人基礎力がバーンアウトに及ぼす影響に関する縦断研究」の調査を国際医療福祉大学大学院の倫理審査委員会の承認（13-Ig-81）を得て実施した。対象施設は全国の公立病院（400床以上）で協力の得られた80施設の新卒看護師とした。質問紙配布数は2282票、回収数は1605票（回収率70.3％）であった。このうち1回目と2回目を照合できた対象者は1105票（回収率48.4％）であった。横断テータと縦断データの分析は次年度に行う。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度に前倒し請求をしながら、丁寧に調査依頼を行い、本調査の1回目「新卒看護師の社会人基礎力とバーンアウトとの関連」を実施できたため、2回目「新卒看護師の社会人基礎力がバーンアウトに与える影響に関する縦断研究」の調査もスムースに進めることができた。また、データ入力なども同様に業者に依頼でき、余裕をもって分析をすることができた。
本調査がスムーズだったため、当初の予定通り、初年度に実施した「新卒看護師の社会人基礎力尺度の妥当性と信頼性の検討」に関する調査結果を論文にまとめて投稿し、採択された。
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| 今後の研究の推進方策 |
平成28年度（最終年度）
1回目「新卒看護師の社会人基礎力とバーンアウトとの関連（横断研究）」のデータと2回目「新卒看護師の社会人基礎力がバーンアウトに与える影響（縦断研究）」のデータを分析し、仮説の検証や新規性のある発見なども含めて検討し、その結果を学会での発表を経て、学術論文として投稿する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
購入予定のソフトを１年契約のレンタルとすることで、予定よりも支出が少なく済んだ。また、調査結果に関しては尺度開発の論文投稿のみで、学会発表などの出張が発生せず、共同研究者との打ち合わせ等も少なかったため、旅費のが支出が少なかった。
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| 次年度使用額の使用計画 |
本調査のデータクリーニングを含めて分析の準備が整ったため、共同研究者とともに検討する機会が増えることが予想され、また、勉強会や学会発表なども積極的に行うため、旅費として使用する。論文投稿や製本などの費用も必要となる。
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