研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は看護師の倫理的成熟に影響を与える要因を明らかにすることであり、生涯教育の一環として倫理教育のプログラムの構築を目指す。研究活動として、(1)一般病院に勤務する看護師を対象として、身体抑制必要性と社会的望ましさの関連についての研究実施、(2)海外でのヘルスケア施設での倫理教育の実際を視察、(3)大学院倫理学授業での教材開発を実施した。社会的望ましさは年齢や経験年数とともに高まる傾向を示すことが示唆され、倫理的課題への認識を問う場合にはバイアスになりうることがわかった。
看護管理学