研究成果の概要 |
本研究は、集中治療室(以下;ICU)に入室する患者の、痛み・不穏・せん妄を予防するためのアセスメントモデルの構築を目的として行った。日本集中治療医学会が認定している認定医のいる253施設に依頼し、109施設から同意を得た。同意の得られた施設の2,531名の看護師にアンケート用紙を配付し、1,133名から返信があった。調査内容は、経験年数、認定・専門看護師の有無、痛み・不穏・せん妄の使用しているスケールや認識、実施している看護実践についてであった。今回は、認定・専門看護師とそれ以外の看護師の相違は明らかとなったが、モデル構築までには至らなかった。
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