糖尿病の既往が無い者にCGMS(Continuous Glucose Monitoring System)により24時間測定し、年齢区分別の食後血糖値のピークタイムと食事間の血糖値の比較を行った。ピークタイムは昼食後と夕食後では20歳代、30歳代、40歳代、50歳代の順に長かった。血糖ピーク値で朝食後は50歳代と40歳代はほぼ同じであり、昼食後は50歳代、夕食後は30歳代が最も高かった。40歳代と50歳代の比較は、各食後50歳代のピークタイムが長かった。そこで加齢による代謝機能の変化が影響していることが推察され、血糖値の時系列変化を測定は、適切かつ効果的な生活習慣の指導への糸口となると考える。
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