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2017 年度 実績報告書

がん看護専門看護師の役割遂行能力を高める臨床における継続的教育支援方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 26463350
研究機関梅花女子大学

研究代表者

香川 由美子  梅花女子大学, 看護保健学部, 教授 (80324317)

研究分担者 林田 裕美  大阪府立大学, 看護学研究科, 准教授 (10335929)
徳岡 良恵  大阪府立大学, 看護学研究科, 助教 (30611412)
田中 京子  大阪府立大学, 看護学研究科, 教授 (90207085)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードがん看護専門看護師 / 役割遂行能力 / 管理者
研究実績の概要

2017(H29)年度は、これまで行ってきたがん看護専門看護師(以下OCNS)の役割遂行能力を高める管理者による支援モデルの検討に取り組んだ。過去に行った2種類の研究結果を統合的に解析し、看護管理者のOCNSへの役割を開発するプロセスの中での支援方法と、OCNS自身が役割開発へに対してどのような志向性を持っているのかを検討し、モデルの作成を試みた。そのモデルを日本がん看護学会学術集会交流会で公表し、適切性と活用性について、評価を求めた。
その結果、参加者59名中50枚回収(回収率84.7%、有効回答率100%)、属性は看護師42名中CNS35名、看護管理者10名(重複あり)であり、他は学生や教員であった。適切性および活用性は4段階リッカートスケール評価で4をそう思う、から1を思わないとして配分し調査した。適切性の平均3.2(SD=0.6)活用性3.0(SD0.6)という評価であった。また自由記述で意見を聴取した結果、CNSとしての基礎的能力、支援と自律性のバランス、管理者の能力の前提、CNSを受け入れる病院の規模について検討の余地があるという意見があった。
結論としては、本モデルはある程度支持され、適切性と活用性があると考えられた。しかしこのモデルを適用する対象者としては、病院の規模(役割や機能の違い)をどこに絞るのかを検討すること、管理者のレベルやCNSの基礎的能力によって本モデルが活用できるかが左右されるため、この点については、モデルとの関連性を明確にし、変動要因としてモデルにどのように加味するかが課題となる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] がん看護専門看護師が役割遂行能力を高めるための取り組み2017

    • 著者名/発表者名
      香川由美子、林田裕美、徳岡良恵、田中京子
    • 学会等名
      日本がん看護学会誌

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公開日: 2018-12-17  

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