研究課題
基盤研究(C)
認知症併存がん患者の症状緩和に貢献するマネジメント方法の開発を目的に、緩和ケア病棟の看護職を回答者とした質問紙調査を、2015年12月~2016年3月に実施した。結果、70%の緩和ケア病棟が認知症併存がん患者を受け入れていた。また、看護師の55%が、認知症のないがん患者より、認知症併存がん患者の方に、症状マネジメントが困難であると回答した。困難の理由は、症状の有無、性質、部位、強さ、治療の効果などを正確に評価できないことであった。
老年看護学