標準モデル栄養バランス表ソフト (MNBC;特許第4987042)を用い、GDM妊婦の食品材料摂取頻度の特徴を分析をした。GDM妊婦(6名)は肥満のみの妊婦(12名)と比較して妊娠初期における砂糖類の摂取頻度が多かった(p<0.05)。出産後1か月からGDM既往女性6名(介入群)はMNBCに食事内容を自己入力し、栄養バランスの自己評価を1か月に1度、1年間行った。介入群のHbA1c値は介入前5.7±0.2%、介入後5.5±0.2%と安定していた。コントロール群(6名)のHbA1c値は介入前5.5±0.2%、6.0±0.2%であり、糖尿病境界値になっていた。
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