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2015 年度 実施状況報告書

周産期女性のウェルネスを目指した妊娠早期からのケアシステムの提言

研究課題

研究課題/領域番号 26463407
研究機関金沢大学

研究代表者

関塚 真美  金沢大学, 保健学系, 助教 (60334786)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード周産期 / 女性 / ウェルネス / ストレス / ケアシステム
研究実績の概要

本研究の目的は周産期女性のウェルネスを目指した妊娠早期からのケアシステムを提言することである。申請者が今まで行ってきた研究において、妊婦のストレス状態は妊産婦の健康状態と関連があることを明らかにしてきた。すなわちストレスが高い妊婦に対する妊娠早期からのケアの重要性が示唆された。この研究成果を踏まえ、本研究はストレス評価指標を用いてスクリーニングした妊婦を対象とする介入研究によってケアの有効性を明らかにする。ケアの有効性が明らかになりケアシステムを提言できれば、臨床での活用が期待でき、厚生労働省の健やか親子21の課題のひとつである「妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保」への貢献も期待できる。
平成27年度については研究代表者の育児休業のため、年度当初からの研究が実行できない状況であったため、学会参加による情報収集や研究協力者との打ち合わせを通して、研究プロトコール決定まで着手した。
また、分娩期において陣痛というストレス状況下におけるケア評価という点で学会発表を行った。現在、この結果について原著論文投稿へむけての準備を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究代表者の育児休業のため、年度当初からの研究が実行できない状況であったため

今後の研究の推進方策

平成27年度については研究代表者の育児休業のため、年度当初からの研究が実行できない状況であったため、学会参加による情報収集や研究協力者との打ち合わせを通して、研究プロトコール決定まで着手したので、平成28年度は研究計画実施とともに以降の計画見直しを行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究代表者の育児休業のため、年度当初からの研究が実行できない状況であったため

次年度使用額の使用計画

平成27年度当初から実行できなかった計画実施のための調査費用および分析のための諸費用に使用予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 分娩第1期における腰部温罨法の和痛効果2016

    • 著者名/発表者名
      森川真衣, 田淵紀子, 鏡(関塚)真美
    • 学会等名
      第30回日本助産学会学術集会
    • 発表場所
      京都大学(京都府京都市)
    • 年月日
      2016-03-20 – 2016-03-20

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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