研究課題/領域番号 |
26463413
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
大平 光子 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 教授 (90249607)
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研究分担者 |
村上 真理 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 助教 (10363053)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | プロジェクト学習 / ポートフォリオ / 能力獲得 / 助産教育 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は学士課程における助産教育にプロジェクト学習およびクラウド型ポートフォリオを活用して、能力獲得型の助産教育方法を開発することである。具体的には、助産実践能力獲得のための学習過程にプロジェクト学習とポートフォリオを活用し、学生が自身の目標を見据えて現状を適切に捉え、リクレクションし、自律的かつ持続可能な自己教育力を支える教育方法の開発を目指している。 当該年度においては、①学生、実習指導者、教員の3者が同時に教授ー学習過程を可視化するためのクラウド型ポートフォリオの使用環境の整備、②クラウド型ポートフォリオの利便性、簡便性、安全性の確認を行った。 また、プロジェクト学習の展開方法に関して、「ゴールシート」及び「目標達成シート」作成過程におけるコーチング内容を共有し、コーチングのトレーニングを行うとともに、教授ー学習過程の可視化による問題点・課題および利点を検討している。 さらに、プロジェクト学習の教授学習過程の評価のために、「ゴールシート」および「目標達成シート」作成過程における学生の現状認識、目標、課題、課題克服のための具体策を抽出する視点と方法およびコーチングの内容を抽出する視点と方法を検討している。また、学生の成長と課題を「目標達成シート」から抽出し、成長過程を可視化する方法を検討中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
実際の授業および実習における教授ー学習過程を用いるため、学生の学習への不利益や成績評価への影響等を配慮するため、教授ー学習過程の検討や分析は学生の成績評価終了後から開始する必要があり、やや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
教授-学習過程のデータ整理等は助産実習終了後の12月末から1月に行うため、研究補助者が効率的になデータ整理を行い、短期間に集中して分析・評価できる体制を整える。
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