日本人の子育て支援者むけの性虐待児の早期発見と保護、予防のためのポピュレーションアプローチとして使えるプログラムを作成した。このプログラムの特徴はDVDや人形を効果的に使用したこと、性虐待や性虐待に関する知識の教授と共に、生殖器や性に関する言葉をソフトな表現にして嫌悪感を低下させたこと、保護施設等の情報を入れたことである。また、ディスカッションや相談の時間を設け、問題を抱えた参加者を専門機関につなぐようにした。さらに学習をしたい者にはリフカープログラム等の紹介を行った。プログラムの実施ができるスタッフの育成が今後の課題である。
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