研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、非がん高齢入院患者への包括的疼痛アセスメントツールを開発することである。非がん高齢患者を対象とした疼痛アセスメントについて看護師にインタビュー調査、老人看護専門家会議を開催し、検討を加え、最終案を作成した。本アセスメントツールは、【いつもと異なる患者の状態から痛みが生じている、あるいは痛みが生じていると推測する】【患者の痛みに関心を寄せ、患者が痛みを表現できるように関わりながら、痛みに関する情報を収集する】【患者にとっての現在の痛みを評価する】【痛みが生じている、あるいは生じる可能性を予測し、援助を選択する】などの6つの視点から構成された。
高齢者看護学