研究成果の概要 |
本研究の目的は,進行がん患者の自覚的負担感に対する対処方法および自覚的負担感,対処方法,精神的健康の関連性を明らかにすることとした.進行がん患者のself-perceived burden に対する15の対処方法が明らかになった.進行がん患者がself-perceived burden に対する対処方法として最も多かった対処方法は「家族で話し合う」であったが,次に多かった対処方法は「判断は家族に任せる」であった.Self-perceived burdenと精神健康は有意な正の相関関係を示した.5つの対処方法において,self-perceived burdenの強さに有意な差を認めた.
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