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2017 年度 実績報告書

精神科臨床現場に形成されたモラルと行動制限に対する臨床判断に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 26463505
研究機関自治医科大学

研究代表者

半澤 節子  自治医科大学, 看護学部, 教授 (50325677)

研究分担者 小池 純子  国際医療福祉大学, 保健医療学部, 講師 (00617467)
永井 優子  自治医科大学, 看護学部, 教授 (40237491)
千葉 理恵  兵庫県立大学, 地域ケア開発研究所, 准教授 (50645075) [辞退]
宮城 純子  国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 教授 (60433893)
石井 慎一郎  自治医科大学, 看護学部, 講師 (80724997)
中根 秀之  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (90274795)
板橋 直人  日本保健医療大学, 保健医療学部看護学科, 助教 (80570275)
谷田部 佳代弥  国際医療福祉大学, 保健医療学部, 講師 (90458331)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード隔離 / 精神科 / モラル / 認知行動様式
研究実績の概要

本研究は、精神科看護師(准看護師を含む)を対象として統合失調症の仮想事例に対する行動制限、とりわけ隔離に対する臨床判断について評価した。臨床現場に形成されたモラル、職場環境などとの関連を検討し、わが国の精神科看護師の認知行動様式に影響を及ぼす要因の解明を試み、精神科医療施設内外の新たな支援モデルを見出すことを目的とした。

関東地方にある単科精神科病院5ヶ所を調査対象機関とし、従事する看護職(看護師および准看護師)を調査対象者とした。調査期間は平成29年7月1日~9月30日であった。調査方法は無記名自記式質問紙調査である。調査対象機関となる精神科病院を訪問し、看護部長に調査の概要を説明したうえで、調査可能な部数の調査票と専用の封筒を手渡し、およそ1ヶ月留め置きとした。その後、回答者が専用の封筒に厳封した調査票を、各病院の看護部長がとりまとめ、研究代表者宛に所定のレターパックにより郵送してもらった。調査票は5か所の精神科病院に200部配布され、171部回収され、未記入などの不備があるもの1部を除き、170部を解析に用いた。

研究体制は、研究代表者である半澤と研究分担者である石井が質問紙調査票の作成を担当した。調査票に用いた事例は、研究分担者の中根が初案を作成し、石井が臨床看護現場にふさわしいよう加筆し完成した。研究代表者の半澤と研究協力者の酒井が調査協力機関である5ヶ所の精神科病院を訪問し、看護部長に調査協力の依頼をし、上記の調査方法により調査を実施した。回収された調査票の入力、分析、報告書の作成は、半澤が量的データを、石井が質的データを担当した。

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公開日: 2018-12-17  

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