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2015 年度 実施状況報告書

認知症患者の家族介護者に対する睡眠支援を目的としたレスパイトケアの効果検証

研究課題

研究課題/領域番号 26463512
研究機関金沢医科大学

研究代表者

桜井 志保美  金沢医科大学, 看護学部, 准教授 (50378220)

研究分担者 前川 厚子  名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20314023)
平井 真理  名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90242875)
河野 由美子  金沢医科大学, 看護学部, 講師 (90566861)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード介護者 / 睡眠 / 循環機能 / レスパイト / ストレス
研究実績の概要

3年の研究期間の2年目である。今年度は、調査、関連する研究の発表と情報収集、地域ケア研究会を実施した。
1. 調査:プレテストを行い、調査プロトコールを作成した。6月に倫理委員会の承認を得た後、睡眠の季節による影響を避け、秋より市町単位で開催されているケアマネージャー連絡会で、被験者募集協力依頼を開始した。協力の得られた事業所から家族介護者に「調査協力のお願い」を配布してもらっている。協力いただける事業者が少ないこと、対象に該当する家族介護者が少なく1施設2件程度の配布状況であることから、年度末までに目標対象人数に至らなかった。年度末現在13人の調査を終了した。引き続き、協力いただける事業者を開拓し、被験者募集を継続する予定である。
2. 関連する研究の発表と情報収集:国際地域看護学会学術集会(ソウル, 韓国)おいて、家族介護者の慢性ストレスと血圧に関する縦断研究結果を発表し、家族介護者の健康や支援についての情報交換を実施した。アジアのみならず欧米でも、家族介護者の支援について関心が高まってきていることが理解できた。現在論文作成中である。
3. 地域ケア連絡会:11月28日(土)午後、石川県内の訪問看護ステーションに所属する看護師を対象に、医師を講師に招いて公演「新しい治療薬-糖尿病・高血圧」と情報交換、本研究への被験者募集協力依頼を行った。参加者は訪問看護師、看護学生など10名であった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究代表者の所属変更のため、被験者募集協力の依頼は年内までとし、協力の得られた対象者の調査を年度末までに終えた。

今後の研究の推進方策

新年度、新しい所属の倫理委員会に申請し承認を得た後、調査を再開する。12月には、調査を終了し、データ解析、まとめを行う。

次年度使用額が生じた理由

調査を開始しているが、予想以上にデータ収集ができず、論文作成する時間的余裕が取れなかったため、日本語→英文翻訳料金として計上していた予算が未使用となった。

次年度使用額の使用計画

日本語で論文を作成し、その後翻訳に出し、投稿準備を進める。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Effects of stress on blood pressure in japanese family caregivers of the frailelderly2015

    • 著者名/発表者名
      Shihomi SAKURAI, Yumiko Kohno, Atsuko Mekawa, Makoto Hirai
    • 学会等名
      The 6th International conference on community health nursing research
    • 発表場所
      Soul ( Korea)
    • 年月日
      2015-08-21 – 2015-08-21
    • 国際学会

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公開日: 2017-01-06  

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