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2016 年度 実績報告書

交代制勤務女性看護師の精神的・身体的ストレス状況と労働ストレス要因

研究課題

研究課題/領域番号 26463547
研究機関産業医科大学

研究代表者

阿南 あゆみ  産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (00369076)

研究分担者 辻 真弓  産業医科大学, 医学部, 准教授 (40457601)
中田 光紀  産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (80333384)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード女性看護師 / GHQ28 / 尿中8-OHdG / 労働
研究実績の概要

交代制勤務群34名・日勤群16名の計50名の女性看護師に対して、仕事前後のストレス状況を把握する目的で精神的ストレス状況(GHQ28〕ならびに身体的ストレス状況(尿中8-OHdG)を測定した。平均年齢は29.9±7.6歳であった(21歳~55歳)。
精神的ストレス状況(GHQ28)の日勤群の結果は身体的症状得点1.94±0.45、不安と不眠得点1.13±0.35、社会的活動障害0.44±0.20、うつ傾向得点0.63±0.30、総合得点4.13±1.12点であった。交代制勤務群の結果は同様に2.41±0.27、2.29±1.37、1.09±0.25、0.62±1.18、6.41±0.85点であり、交代制勤務群のほうが精神的ストレス状況がやや高い傾向を認め、特に不安と不眠得点が有意に高かった(p<0.05)。
身体的ストレス状況(尿中8-OHdG)の結果は、日勤群と交代制勤務群に有意差はないものの、交代制勤務群のほうが測定値は低い傾向を認めた。特に交代制勤務群の尿中8-OHdGは、日勤前3.43±0.22ng/gCreに対して日勤後3.21±0.21ng/gCreと有意に低下した(p<0.05)。同様に、夜勤前3.61±0.27ng/gCreに対して夜勤後は3.23±0.25ng/gCreと有意に低下した(p<0.05)。日勤群の日勤前後は低下する傾向を認めたが、有意差はなかった。
以上より、16時間を超える夜勤労働は身体的ストレスに影響を及ぼしておらず、安心して働けることが立証できた。しかしながら精神的ストレス状況は交代制勤務群のほうが高い傾向を認めたため、引き続き対象人数を増やして再調査を行う必要がある。

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公開日: 2018-01-16  

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