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2018 年度 研究成果報告書

母親側リスク要因を持つこども虐待ボーダーライン事例支援スキル測定ツールの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26463555
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域看護学
研究機関島根大学

研究代表者

小笹 美子  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (10295313)

研究分担者 當山 裕子  琉球大学, 医学部, 講師 (90468075)
研究協力者 長弘 千恵  
外間 知香子  
仲野 宏子  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワード母子保健 / 保健師 / こども虐待予防 / こども虐待ボーダーライン事例
研究成果の概要

こども虐待ボーダーライン事例に対する保健師の支援技術を明らかにすることを目的に40か所の市町村保健師301名に、H29年4月~10月に無記名自記式質問紙調査を行った。
保健師はこども虐待ボーダーライン事例の支援を、平均5.6事例/年 行っていた。保健師が行っているこども虐待ボーダーライン事例支援は、親の長所を言葉で伝える、転出時に転出先に連絡をする、母親との関係を保つ、積極的支援と見守り支援を組み合わせる、親の社会性を育てる、等の支援で支援経験のある保健師がより行っていた。医療機関や関係機関に同行する支援は保健師の3割程度が行っていた。

自由記述の分野

公衆衛生看護

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では保健師が行っているこども虐待ボーダーライン事例に対する保健師の支援の実態や支援スキルが明らかになった。
保健師が母子保健事業として行っている育児困難事例はこども虐待ボーダーライン事例と重なっている部分がある。保健師が長年培ってきた支援技術を明らかにすることは社会的な意義がある。発生したこども虐待事例に対する支援とともにこども虐待を予防することや重症化させない支援は重要である。

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公開日: 2020-03-30  

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