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2016 年度 実施状況報告書

発達障害児に対する1歳6か月児健診からの早期継続支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 26463559
研究機関順天堂大学

研究代表者

江口 晶子  順天堂大学, 保健看護学部, 講師 (00339061)

研究分担者 三輪 眞知子  梅花女子大学, 看護保健学部, 教授 (10320996)
長谷川 喜代美  日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (90313949)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード発達障害 / 公衆衛生看護
研究実績の概要

①A市母子保健分野の保健師、研究代表者及び研究分担者(ファシリテーター)、研究協力者(スーパーバイザー)により、1歳6か月児健診において発達障害を疑い継続支援が必要と判断した事例について、事例検討会を実施した。さらに、事例検討会の逐語録等をデータとし、保健師が発達障害の疑いのある児とその保護者に対する支援の方向性等を判断する際にその根拠としている、児の状態像及び育児支援方策について内容分析を行った。
②発達障害児とその保護者への支援経験が豊富で、支援内容に定評のある保健師17名を対象とした面接調査を行った。現在、保護者の要因により1歳半健診後の継続的支援の導入が困難な状況において保健師が用いている保護者支援の技術について、視点・判断・行為に着目し分析を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

当初の研究計画では、事例検討会を実施し逐語データを分析する予定であったが、発達障害児および保護者への支援内容を明らかにするために上でデータが不十分であることが明らかになった。そのため、一定の発達障害児支援体制が整備されている自治体に勤務しており、発達障害児と保護者への支援経験が豊富な保健師を対象としたインタビュー調査を追加実施することとした。

今後の研究の推進方策

発達障害児と保護者への支援経験が豊富な保健師へのインタビュー調査により得られた逐語データの分析を行い、発達障害児の認知発達段階に応じた育児支援方策の検討を行い、早期継続支援プログラムを作成する。

次年度使用額が生じた理由

1機関を対象とした事例検討会のみのデータでは、内容の偏りが認められた。そのため、研究方法を変更し、複数の市町村に勤務する発達障害児の支援に精通した保健師17名に対するインタビュー調査を追加実施したため。

次年度使用額の使用計画

インタビュー調査の分析を進め、学会報告を行う。さらに、早期継続支援プログラムの作成に向け、分担研究者との分析結果の検討を実施する。また、論文作成時の英文校閲にあてる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 保育所における発達障害(疑いを含む)の子どもへの早期支援の課題2016

    • 著者名/発表者名
      江口晶子、長谷川喜代美、三輪眞知子
    • 学会等名
      日本公衆衛生学会第75回総会
    • 発表場所
      「グランフロント:大阪」
    • 年月日
      2016-10-26 – 2016-10-28

URL: 

公開日: 2018-01-16  

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