研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、若年女性における性感染症の予防行動の実態と予防行動の関連要因を明らかにすることである。予防行動としては主に性感染症早期発見のための検査行動に着目し、関連要因としては、社会的背景、規範、意識、社会ネットワーク特性などに着目した。生涯での検査受診があるもののほうが高年齢、正規雇用であり、罹患可能性を高く見出し、負担感が低いこと、男性医師でも受診する自信が高いことが示された。また子宮頸がん検診の受診の意図には、検診への態度、主観的規範、自己の行動統制感が関連していた。
健康行動学