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2017 年度 研究成果報告書

硫黄諸島民の近代経験に関する比較歴史社会学的研究:入植民からディアスポラへ

研究課題

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研究課題/領域番号 26503013
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 文化学
研究機関明治学院大学

研究代表者

石原 俊  明治学院大学, 社会学部, 教授 (00419251)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード歴史社会学 / 硫黄島 / 小笠原諸島 / 離島 / 強制疎開 / 地上戦 / ディアスポラ / 冷戦
研究成果の概要

本研究は、硫黄列島(火山列島)に居住していた人びとの「近代経験」を、主に歴史社会学的な方法論によって明らかにした。硫黄列島(かつての有人島は硫黄島と北硫黄島)は、小笠原群島などに続いて、近代日本における初期の「南洋」植民地のひとつとなり、プランテーション型入植地が形成されたが、アジア太平洋戦争で日米戦の最前線に置かれたために住民が強制疎開または軍務動員の対象となり、住民たちは敗戦後も現在まで故郷喪失・離散(ディアスポラ)状態に置かれてきた。本研究は、こうした境遇を強いられてきた硫黄諸島民がいかなる「近代」をくぐり抜けてきたのかを、文献資料収集とインタビュー調査に基づき分析した。

自由記述の分野

社会学

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公開日: 2019-03-29  

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