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2017 年度 実績報告書

集合住宅・住宅地における地域オンサイト・マネージャーの職能に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 26504010
研究機関横浜市立大学

研究代表者

斉藤 広子  横浜市立大学, 国際総合科学部(八景キャンパス), 教授 (10257529)

研究分担者 兼重 賢太郎  明海大学, 不動産学部, 准教授 (20419039) [辞退]
中城 康彦  明海大学, 不動産学部, 教授 (30286009)
小川 清一郎  明海大学, 不動産学部, 教授 (90255034) [辞退]
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードオンサイトマネージャー / 管理人 / 経営
研究実績の概要

最終年度は、①マンション(区分所有建物)で管理組合(所有者)とは別に経営をする主体を法的に位置づけているアメリカ・ハワイ州のタイムシェア制度に注目し、経営代理人の役割を明らかにした。②主に戸建住宅地を想定し、オンサイト・マネージャーの設置には、開発時から持続可能なまち、コミュニティによって育てられるまち(以下、SC住宅地)に設定する必要があるという問題意識のもと、SC住宅地の開発、あるいはSC住宅地への再生にはどのような課題があるのかを明らかにした。さらに住まい・コミュニティマネージャーとして、開発から管理段階にわたって住民を支援するマネージャー教育の実践も行った。
研究期間全体として、オンサイトマネージャーの検討のため、①マンションにおける管理員の実態、②民間賃貸住宅におけるオンサイトマネージャー導入に関する住宅所有者の意向の把握、および学生による住み込みオンサイトマネージャーの実践、③地域による空き家の利活用を通じたオンサイトマネージャーの可能性の検討、④アメリカにおける住宅地・住宅におけるオンサイトマネージャーの役割、高齢化や子育ての視点から見たサービスの共同化あるいは共助体制の可能性、⑤アメリカハワイ州における所有者に代わって経営を行うマンションの経営代理人の役割と実態、⑥既成市街地において住宅地の再生を実践する住まいコミュニティ-マネージャの教育の実践と、住まい・コミュニティマネージャーに求められる知識や力量、課題などを明らかにした。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] ハワイ州のタイムシェアコンドミニアムにおける経営代理人の役割2018

    • 著者名/発表者名
      中城康彦・齊藤広子
    • 雑誌名

      日本建築学会梗概集

      巻: 2018年度 ページ: 予定

  • [雑誌論文] 持続可能な住宅地開発と再生のための課題-すまい・コミュニティマネージャーからみた課題2018

    • 著者名/発表者名
      寺本勉・温井達也・齊藤広子
    • 雑誌名

      日本建築学会梗概集

      巻: 2018年度 ページ: 予定

  • [雑誌論文] 戸建て住宅地開発におけるエリアマネジメント導入のプロセスと課題、住民の評価2018

    • 著者名/発表者名
      齊藤広子
    • 雑誌名

      都市計画

      巻: Vol.53 No.1 ページ: 57-66

    • 査読あり
  • [学会発表] ハワイ州のタイムシェアコンドミニアムにおける経営代理人の役割2018

    • 著者名/発表者名
      中城康彦
    • 学会等名
      日本建築学会
  • [学会発表] 持続可能な住宅地開発と再生のための課題-すまい・コミュニティマネージャーからみた課題2018

    • 著者名/発表者名
      寺本勉
    • 学会等名
      日本建築学会

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公開日: 2018-12-17  

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