結晶化できないために構造解析が困難な天然変性領域を含むタンパク質の気相および溶液における構造について、イオンモビリティ質量分析(IM-MS)とX線小角散乱(SAXS)および分子動力学シミュレーション(MD simulation) を組み合わせて解析した。200 kDaを超える巨大分子であるヌクレオソームコアのESI-MSで観測される構造について、計算科学を用いてテイル部分を含めた解析を試みた。さらに、結晶構造解析が困難なCGリッチなDNAを用いたヌクレオソームコアの特性解析を目指して試料調製した。
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