研究課題
基盤研究(C)
ゲノム編集技術を用いて、骨形成に関わる遺伝子のノックアウトメダカを作製した。特に転写因子であるsp7/ostrixの変異体では、頭部、胴尾部や鰭などの全身の骨組織で骨形成不全が見られ、マウスと同様にメダカにおいても、sp7/osterix遺伝子が骨形成に必須の遺伝子であることが分かった。また、10型コラーゲンを発現する細胞が未熟な骨芽細胞であること、さらに、それらの細胞の成熟には、sp7/osterix遺伝子の発現が必須であることが明らかとなった。
発生生物学