研究課題/領域番号 |
26506027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宇宙生命科学
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
研究代表者 |
西村 まゆみ 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 放射線影響研究部, 専門業務員(任常) (70218204)
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連携研究者 |
島田 義也 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 理事 (10201550)
今岡 達彦 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 放射線影響研究部, チームリーダー (40356134)
柿沼 志津子 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 放射線影響研究部, 部長 (20392219)
臺野 和広 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 放射線影響研究部, 主任研究員 (90543299)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 乳がん / 発がんリスク / 妊娠・出産 / 中性子線 / 女性宇宙飛行士 |
研究成果の概要 |
原爆被爆者や放射線治療患者の疫学調査は、乳腺は放射線による発がんリスクが高い臓器であることを示している。国際宇宙ステーションでは生物学的効果比が高い中性子線の被ばく線量が高く、女性宇宙飛行士の放射線防護には中性子線の影響を考慮する必要がある。また、乳がんリスクは出産経験に大きく左右されるが、放射線による乳がんリスクの情報は少ない。本研究では、ラットを用いてγ線や中性子線による乳がんリスクが妊娠経験によって低減するかを検討した。その結果、出産経験は乳がんの自然発生率を変えなかったが、γ線(4Gy)および中性子線(0.05-0.5Gy)で誘発される乳がんを、ほぼ完璧に抑制することが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
放射線生物
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