研究課題
基盤研究(C)
本研究においては、規制緩和後、度重なる事故により、抜本的見直しを迫られている公共交通の安全確保について自主的安全管理方策、特に運輸安全マネジメント制度を事例研究の対象とすると共に、安全風土の醸成のための一方策として安全風土測定のあり方等を中心に検討を行った。研究の結果、国際的な取組みとも比較分析し、運輸安全マネジメント制度は安全管理に関する自主的な仕組みとして有効に機能し、取組みが深度化していること、また、事業者に自主的な安全管理を促すものとして安全風土の測定が有効であること等を示した。
公共政策