研究課題/領域番号 |
26512017
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
星子 美智子 久留米大学, 医学部, 講師 (90557498)
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研究分担者 |
原 邦夫 帝京大学, 大学院公衆衛生学研究科, 教授 (40250047)
石竹 達也 久留米大学, 医学部, 教授 (60232295)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | セーフコミュニティー / 地区診断評価指標 / 地区診断研修会 |
研究実績の概要 |
平成26年度の計画予定では,①地区診断のための評価指標づくり,②質的・量的データの収集であった。地区診断の対象地域は地元の久留米市とした。地区診断のための評価指標作りに関しては,研究者間での協議評価指標としては,久留米市が平成25年に取得したセーフコミュニティーの重点項目である,交通安全,児童虐待,学校安全,高齢者の安全,防犯,DV防止,自殺防止,防災を主たるものを挙げることになった。 平成26年度は12月16日に久留米市保健所保健師を対象として,「やってみよう!久留米市地区診断」というタイトルで地区診断のための研修会を開催し,久留米市保健所の地区担当保健師との情報交換の場を設けた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
平成26年度の目標は,地区診断のための指標づくりと質的・量的データの収集のための住民アンケートの実施であった。地区診断のための評価指標に関しては分担研究者との協議は進めることができたが,質的・量的データの収集のための住民アンケートは用意不足のため実施できなかった。しかし,市職員(保健所職員)参加型の地区診断を実施するための研修会は開催できた。 達成度が遅れている理由としては,分担研究者との協議を持つ回数が少なかったことが挙げられる。
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今後の研究の推進方策 |
地区診断を実施するためには久留米市保健師との定期的な勉強会(委員会)を立ち上げることであり,この勉強会のなかで平成26年度に提案した地区診断のための評価指標を十分検討し,パイロットスタディーとして地域を選択して評価指標を用いた地区診断を実施することを平成27年度の目標にする。地区診断を実施する際には久留米市がこれまで行った住民アンケート・高齢者アンケートを参考にすること,必要に応じて「住民アンケート」を実施を検討する。 地域情報のデータを収集すること,地区診断に関する研究者との合同勉強会(委員会)を開催することを今年度の方針とする。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成26年度に予定していた住民アンケートを実施することが出来なかったため。
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次年度使用額の使用計画 |
平成27年度に住民アンケートを実施予定しており,その費用に充てることとする。
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