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2017 年度 研究成果報告書

カニ類と微生物の連携的なセルロース分解に着目したマングローブ炭素循環モデル

研究課題

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研究課題/領域番号 26520308
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分特設分野
研究分野 食料循環研究
研究機関高知大学

研究代表者

足立 亨介  高知大学, 教育研究部自然科学系農学部門, 准教授 (00399114)

研究分担者 池島 耕  高知大学, 教育研究部自然科学系農学部門, 教授 (30582473)
研究期間 (年度) 2014-07-18 – 2018-03-31
キーワードmangrove / mangrove crabs / material cycle / cellulose degradation / intestinal bacteria / soil bacteria
研究成果の概要

本研究ではマングローブ物質循環の鍵を握る落葉とこれを摂食するカニの関係について考察した。フィールドおよび飼育実験などからカニは落葉の34%を摂食していると算出された。カニ腸内細菌、および生息土壌細菌のメタゲノム解析においては両者ともにcellulose degradationに属する菌が見出された。また両者において還元糖量の換算で数10-約100mg/kg soil/24hのセルロース分解酵素活性が見られた。我々のこれまでの成果を考慮すると、調査フィールド内では落葉中のセルロースの1/3程度はカニの消化液→腸内細菌→土壌細菌の3要素によって分解を受け手入ることが示された。

自由記述の分野

水圏生物工学

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公開日: 2019-03-29  

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