研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の長期的目的は,少数の疑似個体を通じて,魚群全体を制御・誘導するための原理を明らかにすることである.特に本課題の2年間の研究期間では,数匹から十匹程度の魚群の,実際の軌跡データに基づき,魚群の相互作用モデルを獲得する手法の確立を目指した.具体的には,(1)水中の2次元および3次元複数個体追跡手法を開発するとともに,(2)魚群に対する誘引性および反発性の働きかけを行う映像刺激を設計し,(3)個体間相互作用の様子をネットワーク変化として推定する枠組みを構築した.
パターン認識