研究課題
平成27年度は、引き続き多層ニューラルネットワークの教師有り学習に対する補助関数法の適用について検討した。特に多層構造の学習において学習効率が低下する点を改善するために、目的値を出力層から入力層側に順次伝播させる目的値逆伝播というアイディアに基づき新たなアルゴリズムを検討した。MNISTの手書き文字データを用いた実験では、従来の適応型勾配法よりも大幅に少ない反復回数で学習が収束することを確認した。ただし反復1回あたりの計算量が大きいため、これを小さくすることが今後の課題である。
すべて 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 謝辞記載あり 2件)
電子情報通信学会技術研究報告
巻: IEICE-115 ページ: 361-366
Proc. ICASSP
巻: - ページ: 2160-2164
10.1109/ICASSP.2015.7178353