汎ネットワーク初期化機構の探索研究

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26540157
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 生命・健康・医療情報学
• 研究機関: 前橋工科大学
• 研究代表者: 坂田 克己 前橋工科大学, 工学部, 教授 (90545419)
• 連携研究者: 齋藤 俊行 独立行政法人放射線医学総合研究所, 重粒子医科学センター, 主任研究員 (90205667) ; 小松 節子 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構・作物研究所, 畑作物研究領域, 上席研究員 (90355751)
• 研究協力者: 大柳 一 King Abdullah科学技術大学, 研究員 ; 奥村 惇 前橋工科大学, 大学院工学研究科, 学生 ; 石毛 健太郎 前橋工科大学, 大学院工学研究科, 学生 ; 山下 祥平 前橋工科大学, 大学院工学研究科, 学生 ; 藤枝 舜祐 前橋工科大学, 工学部, 学生 ; 日高 拓未 前橋工科大学, 工学部, 学生 ; ラメシュ カタム フロリダ農工大学, 生物学科, 専任講師
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: ネットワークトポロジー / システムバイオロジー

研究成果の概要

ヒト免疫細胞株の細胞分化過程における転写因子約2,300 個から成る転写ネットワーク解析を行った。それにより、相互に抑制しあう二つの系列から成るシステムワイドな梯子状構造が転写ネットワーク中に有り、そのシステムワイドな構造が分化する細胞の状態遷移を誘導する事が示唆された。
転写ネットワーク、食物網および神経網の各ネットワーク挙動を表す数学モデルに基づいて共通の特性を探る研究を進めた。その結果、ネットワークを構成する実体に関わらない汎ネットワークなダイナミクスが示唆された。

自由記述の分野

情報科学