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2016 年度 研究成果報告書

カービング氷河末端における氷融解量の直接測定

研究課題

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研究課題/領域番号 26550001
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 環境動態解析
研究機関北海道大学

研究代表者

杉山 慎  北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (20421951)

連携研究者 澤柿 教伸  法政大学, 社会学部, 准教授 (70312410)
山崎 新太郎  北見工業大学, 工学部, 助教 (40584602)
研究協力者 箕輪 昌紘  
榊原 大貴  
シェーファ マリウス  
スクヴァルカ ペドロ  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードカービング氷河 / サイドスキャンソナー / 氷河湖 / フィヨルド / パタゴニア / グリーンランド / 環境変動 / 国際研究者交流
研究成果の概要

カービング氷河(海や湖に流入する氷河)の水中融解は観測が困難で、その定量化とプロセスの理解が急務となっている。そこで本研究では、サイドスキャンソナーを使って氷河末端の水中形状を測定し、融解速度の測定を試みた。パタゴニア、グリーンランド、南極で観測を行った結果、パタゴニアの湖に流入するグレイ氷河にて、水中で前方に突出した氷河形状が明らかになった。水温の測定結果と合わせて、湖面付近でより著しい氷融解が示された。当初計画した手法では融解の定量化には至らなかったものの、水温、濁度、水同位体の測定から融解速度の推定に成功した。以上の成果は、淡水カービング氷河の消耗機構に新しい知見を与えるものである。

自由記述の分野

氷河学、雪氷学

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公開日: 2018-03-22  

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