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2015 年度 研究成果報告書

放射線Saturated Repairモデルのレポーター遺伝子を用いた実験的検証

研究課題

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研究課題/領域番号 26550025
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関京都大学

研究代表者

小松 賢志  京都大学, 放射線生物研究センター, 研究員 (80124577)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード相同組換え修復 / 非相同末端再結合 / 細胞生存曲線の肩 / saturated repair model
研究成果の概要

本研究の一連の実験により、相同組換え修復が低線量の一定範囲でしか働かず、中高線量では修復能がsaturate(飽和)することが確認できた。一方、非相同末端再結合は放射線量に依らずにほぼ一定の修復能を維持しているので、両修復が機能する低線量では放射線抵抗性、いわゆる擬似しきい値、が存在することになる。このように本研究は、D. LeaやK. H. Chadwick & H. P. Leenhoutsが提唱した物理的損傷ではなく、生物学的な修復能に基づいて、”生存曲線の肩“を説明することに成功した。

自由記述の分野

放射線生物学

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公開日: 2017-05-10  

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