スラッジの発生量が少ないセシウム汚染水の処理方法の開発を目的として、種々の錯形成物質を用い、イオン会合体相へセシウムを濃縮する手法を検討した。錯形成物質として用いた物質の中で、tetraphenylborate(TPB-)が水相から高度にセシウムを抽出可能であることを明らかにした。さらに、イオン会合体としてn-pentyl amine (PA+)とperfluoro octanoic acid (PFOA-)を組み合わせた系において、TPB-を用いることで、水相からイオン会合体相への抽出率及び分配比の向上が可能であることを確認した。
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