研究課題
挑戦的萌芽研究
熱画像を利用した地下水流動の不均一性と水文地質構造の把握を試みることを目的とし,熱輸送実験および数値シミュレーションを実施した.その結果,地表面の温度分布が地下の不透水性構造の影響を受けることが明らかとなり,土被りが薄いほど,検出率が上昇することが確認された.数値シミュレーションでは,均一場において同定したパラメータを適用し,不透水性構造を持つ場合も,熱輸送の様子を良好に再現できることが分かった.
環境地下水学・地盤環境工学