研究課題
好熱性嫌気性細菌(Clostridium属細菌)を対象に植物バイオマス分解酵素群の遺伝子導入を行った。平成26年度は、好熱菌由来セルロース分解酵素、及びセルロソームとの併用により糖化活性の改善が報告されているセロビオース分解酵素の遺伝子導入を行った。上記Clostridium属細菌において、異種発現に実績のある転写プロモーター・蛋白質分泌シグナルの幾つかの組み合わせにおいて、形質転換体を取得した。
2: おおむね順調に進展している
好熱性嫌気性細菌への酵素遺伝子の導入を行い、複数の転写プロモーター・分泌シグナルの組み合わせにおいて形質転換体が得られているため、研究はおおむね順調に進展していると言える。
好熱性嫌気性細菌の形質転換体が得られたので、発現量について検討してゆく。
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生物工学会誌
巻: 92 ページ: 305
http://ch.ce.nihon-u.ac.jp/~hirano/index.html